2024年10月11日
探し物は図書室まで
ブログ

先日読みたかった本を読破しました。
その名も「探し物は図書室まで」
青山美智子さんの作品です。
以前から青山さんの本が好きで、出版されている本は殆ど読んでおります。
青山さんの作品の素晴らしいところは、日常にありふれた人間らしく悩む人々にスポットライトをあてており、
非常に共感性が高いところにあると思います。
普段小説の主人公になるような人って「普通の人」と言われていても、決して普通じゃない何かをもっている人が多いように思います。
特別に勇気があったり、はたまた極端な思想を持っていたり…
物語のインパクトにも重要な意味があるため、主人公は常人ならぬ要素が含まれていることが多いですよね。
しかし青山さんの作品はどの作品でも本当に普通の人が、人生においてつまづいてしまったり、迷ってしまったり…
誰しもが時に陥るスランプの中でもがいている姿がリアルに描かれています。
だいたい短編で5人くらいの主人公がそれぞれの悩みを抱えている話が多いのですが、よくもまあ、それぞれの立場による悩みをこうもリアルに描けるものだな、と舌を巻いてしまいます。
今回読んだ「探し物は図書室まで」も、読んだ人の心にすっと入る、非常に素敵な作品でした。
こんなはずじゃなかった、そう思い迷うことは誰しもあると思います。
しかしこれを選んだから良かった、と思えることだって、本当はたくさんあると思います。
結局は考え方次第で、自分の人生は好転も暗転もするのですね。
この作品でも5人の主人公が、悩みながらも考え方を改め、前を向いていく様に心が打たれました。
この作品で特に心を打たれた箇所があります。
二人目の主人公が雑貨屋さんをオープンしたいけど時間がないし、お金もないから中々踏み込めない、とある人に相談します。
すると相手の人は「~ないと言っているうちはダメかな」と言います。
続けてこのようなことを言います。「ないことを目標に変えなきゃ」
この言葉は目からうろこでした。
日々生活をする上で、「~がない」というのはすぐ使ってしまいがちです。言い訳はよくないな、なんて思いながらも、ついつい言ってしまします。
しかし「ない」ことは本当に不幸なことなのでしょうか。ないということは、それならどうしたら「~ある」に変えられるのか、考えるチャンスがあるという事です。ないことを目標にしてしまえば、それは即ちたくさんの夢があることになります。
やはり、考え方次第で幸にも不幸にもなるのです。
私たちは体裁の良い言い訳として、ただこの言葉を言っているだけなのかもしれません。
時間がないなら、ほんの5分でもやる時間を作る、お金がないならどうしたら増えるか考える…
小さなことで良いのだと思います。
そうした少しずつの積み重ねが、いつしか大きな結果を生むのだと思います。
嘆く前にまず始める。シンプルですが、とても難しいことです。
しかしこの本を読んで、私も強く背中を押されたような気持ちです。
今やれる小さなことをコツコツと積み重ねて、自分のやりたいことを達成していけたら素晴らしいですね。
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